【地図記号クイズ】東京タワーを真上から見てみると・・・!?

旅好きの皆さんの中には、「1日中ずっと地図を眺めていられる」なんて言う人も多いかもしれません。遠い地の景色を思い描きながらの卓上トリップも素敵ですよね! そこでここでは、そんな地図好きさんのために「地図記号クイズ」を連載でお届けします。2万5千分の1の地形図には、全部で134種類の地図記号が設定されているそう。よく知っている記号から、「はじめて見たかも」なレア記号もあるかもしれませんね!

今日の地図記号は「高塔」

四角形に、トゲが生えたようなこの地図記号があらわしているのは、「高塔」でした!

高塔の記号は、次の中から主なものを表示しています。

五重塔、展望台など

送電線の鉄塔(下の部分の幅が20m以上)

目標物になるようなものが少ないところの火の見櫓(やぐら)や給水塔

高くそびえている工作物などで、とくに記号を決めていないもの

「高塔」の地図記号は、4本の脚がある東京タワーなどを上から見た形から由来して、この形になりました。

(C) Shutterstock.com

東京都港区芝公園にある東京タワーの正式名称は日本電波塔。関東地方のテレビやラジオの総合電波塔として1958年に開業しました。

建設当時の自立式鉄塔では333mと世界一の高さを誇り、2022年6月現在では東京スカイツリー(R)に次ぐ日本で2番目に高い建造物です。

番号:69

名称:高塔

適用:1.五重塔、電波塔、展望台等の高い塔(送電線鉄塔を除く。)で、高さが概ね60m以上のものを表示する。2.基部の部分は0.8mm×0.8mm、外側四方向に向かう短線の長さは0.2mmを極小とし、高塔の大きさ及び形状にあわせ、正射影でそれぞれを適宜拡大して表示することができる。

参考:国土地理院 https://www.gsi.go.jp/top.html

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