ブリュワーズ8連敗ストップ カウンセル監督が球団タイの563勝目

【ブリュワーズ4-1ナショナルズ】@ナショナルズ・パーク

8連敗中のブリュワーズは先発のジェイソン・アレクサンダーが5回途中7安打1失点で降板後、4人のリリーバーが合計4回1/3を1安打無失点に抑える好投を披露。ナショナルズを4対1で破ってようやく連敗をストップし、首位カージナルスとのゲーム差を0.5に縮めた。ブリュワーズ2番手のホビー・ミルナーが3勝目(1敗)、5番手のジョシュ・ヘイダーが19セーブ目をマーク。ナショナルズ先発のパオロ・エスピノに今季初黒星(0勝)が記録された。

ブリュワーズは3回表にウィリー・アダメスのタイムリー二塁打で1点を先制。5回表にはアダメスに11号2ランが飛び出し、リードを3点に広げた。先発のアレクサンダーは5回裏に一死満塁のピンチを招き、ジョシュ・ベルの犠飛で1点を返されたところで降板。しかし、2番手のミルナーが続くピンチを切り抜け、3番手のブラッド・ボックスバーガー、4番手のデビン・ウィリアムスもナショナルズに得点を与えなかった。

すると、9回表にアンドリュー・マカッチェンの4号ソロで貴重な追加点。3点リードの9回裏は守護神ヘイダーが圧巻の三者連続三振で締めくくった。2015年シーズンの途中からチームの指揮を執っているクレイグ・カウンセル監督は、この試合の勝利が通算563勝目となり、1992~99年に監督を務めたフィル・ガーナーに並ぶ球団タイ記録。通算1180試合のガーナーに対し、カウンセルは1070試合と100試合以上少ないなかでの快挙達成となった。

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