ユナイテッドの“妨害移籍”はひどい…元リヴァプールFWファウラーが酷評

リヴァプールが獲得に合意したベンフィカのウルグアイ代表FWダルウィン・ヌニェス。

マンチェスター・ユナイテッドも彼に興味を示していたクラブのひとつとされている。

そうしたなか、元リヴァプールFWロビー・ファウラーは『Mirror』のコラムでこんなことを綴っていた。

ロビー・ファウラー(元リヴァプールFW)

「いじめたくはないが、最近のユナイテッドは移籍でやってはいけないことという本を書いているようなものだ。

ライバルクラブに行かせたくないという理由だけで選手と契約するのか?

クリスティアーノ(・ロナウド)は自分の仕事を十分にこなしたよ。だが、彼がシティに行きそうだったから契約するのか?大惨事としか言いようがない。

アレクシス・サンチェスも同じだ。いや、同じではなく、10倍悪い。

あの契約はオールド・トラッフォードの悪いところを全てを浮き彫りにしている。

一体いくらかかった?週給50万ポンド(8280万円)で、1ゴールにつき2000万ポンド(33億円)という記事も見た…。

さらにさらに悪いことに、あれでユナイテッドの給与体系は壊されるどころか粉々にされてしまった。

GKの稼ぎが週給40万ポンド(6623万円)になり、ポグバのように半分もチームに入れなかったMFがそれ以上を稼ぐことになった。

そして、そこがリヴァプールのいいところだ。

なぜサディオ・マネを退団させるのか、なぜ彼が望む給与を与えないのかと多くの人が疑問に思うのは理解できる。

モハメド・サラーについても同じだ。だが、アンフィールの考え方で印象的なのは、何事も急がないこと。全てが分析され、数か月ではなく何年もかけて計画的に決断する」

近年のユナイテッドには移籍の計画性がなく、ライバルクラブの補強を妨害するための選手獲得は大失敗していると批判。

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それに比べてリヴァプールは計画的にチームを構築していると指摘していた。

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