冷凍食品で留学生サポート 長崎県立大に2年間寄贈へ 佐々木冷菓とニチレイフーズ

佐々木専務取締役(右から2人目)、鈴木家庭用グループリーダー(右)が留学生支援にと手渡した冷凍食品=佐世保市、県立大

 冷凍食品関係の佐々木冷菓(北松佐々町)、ニチレイフーズ(東京)は3日、留学生支援のために、長崎県立大を運営する県公立大学法人に冷凍食品を贈呈した。
 同大の留学生は佐世保、シーボルト校合わせて20人。佐世保市川下町の同大で贈呈式があり、佐々木冷菓の佐々木裕二専務取締役、ニチレイフーズの鈴木健太郎家庭用グループリーダーが焼きめし、唐揚げ、ハンバーグの冷凍食品それぞれ約100食分を手渡した。これを3カ月に一度、2年間ほどにわたって寄贈する。
 佐々木専務取締役は「食品を通じて社会貢献できることをうれしく思う」とあいさつ。同法人の稲永忍理事長は「温かいプレゼントをありがとうございます」と礼を述べた。
 経営学部1年のベトナム人留学生、ラム・ニャット・ハイさん(20)は「経済的に助かる。安心して生活ができる」と語った。

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