日本を「誰もが豊かさを感じられる国」にしたい 日本維新の会参議院比例区第18支部長 西川やすおさんインタビュー(PR)

農政に詳しい国会議員の政策担当秘書を務めた後、栃⽊県議会議員として地域の課題に向き合ってきた⻄川やすおさん。

⽇本維新の会に入り、新たな課題の解決に向けて歩みを進めています。今回は⻄川やすおさんのこれまでの活動や政治に対する思いをお聞きしました。

この国の将来に対する不安、それが原点

選挙ドットコム編集部(以下、選挙ドットコム):

政治家を志したきっかけは何ですか?

西川やすお氏(以下、西川氏):

私が政治家を志したのはこの国の将来に不安を感じたからです

年金制度、学校教育、医療・介護制度がどうなってしまうのか、将来に不安を感じている⽅が本当に沢山います。また、物価が上がっても賃金が上がっていないことも大きな問題です。

私は国会議員の政策担当秘書や栃木県議会議員を務めた経験がありますが、その中で痛感したのは国と地方の格差、都市部と農村部の格差が⾮常に⼤きいということです。

地⽅に住む私たちが毎日頑張っても、国の政治にその声が十分に届いていないと感じます。

地⽅の声を⼀つ⼀つお聴きし、中央の⼀部の⼈のためではなく、国民の皆様⼀⼈⼀⼈のために、その声を届けたいと思ったのが私の原点です。

一人一人の声を聴き政策に活かしていく

選挙ドットコム:

⻄川さんはこれまで国会議員の秘書、栃木県議会議員を務められています。どのようなことに取り組んでこられましたか︖

西川氏:

国会議員の秘書時代は、農林⽔産⼤⾂を務めた議員の秘書として農林水産政策に深く関わっておりました。日本各地の⽣産者の⽅や団体の方々から直接いろいろなご意⾒をいただき現場の声を政策に活かしていくことに取り組んできました

特に農業における⽣産(供給)と消費(需要)のミスマッチがある中で、どのように農作物を過不足なく、適正な価格で確保・提供していくのかが重要だと考えています。

現在、⽶の消費が減って余ってしまい価格が暴落しています。対応にあたっては、まず、主食用米からどの作物に転換していくのかも含め、食料自給率の現状と目標、更には、国内生産が不利な作物をどの国や地域から輸入していくのかなど、この国の食料・農業に関するグランドデザインが必要であります。農家にまかせきりではなく政治がリードすべき課題です。

また、我が国の農業は 食料安全保障の観点からも考えなければなりません。経済危機、紛争、天災、為替の変動などが起こっても、国民の皆様の食料を確保することが必要です。

海外からの輸入に依存している食料、加工原料、飼料、肥料、エネルギー資源などは、質・量・安全性など様々なリスクも考慮し国の主導で根本的に見直す必要があると考えています。

また、我が国の領土である離島を守るためには、そこで農業を行いながら人が住み続けていくことが必要です。

そして農地や山林には自然災害の防止や水源地の確保の役割もあります。

このように、農林水産業については 食料戦略・国防政策・環境保全などの多面的機能もきちんと理解していただく必要があります。

TPPやEPAといった貿易交渉も国会議員の秘書として勉強させていただきました。「地元への影響はどうか」「⽣産者の⽬線ではどうなのか」「消費者にとってメリットがあるのか」といったことを常に念頭に置いて、国内の様々な立場の方への影響を想定して取り組みました。

農業に関する国際協定、関税の取り決め、補助⾦のルールは様々ですが、私は⽇本だけが保護政策について必要以上に抑制していると感じています。

アメリカ、フランスなどの農業大国は非常に強い保護政策を取っています。そのような国々と比較しても、国際競争力が十分にある日本の農業を作り、消費者の安全・安心も確保していきたいと思います。

その後、栃木県議会議員を務めましたが、県議になって最初に直⾯した⼤きな課題は、令和元年の東⽇本台⾵です。当時は川が氾濫し、堤防も⼀部越⽔して多⼤な被害が⽣じました。

その時実感したのはインフラ整備、特に堤防強化や川の堆積土の除去など、防災インフラ整備の重要性です。そしてハード⾯のみならずハザードマップや防災教育といったソフト⾯での準備や対応、更に運用面では避難所のあり方(プライバシーへの配慮など)や備蓄品(毛布と水しかない)の充実・見直しなども重要だと議会に提案し改善いたしました。

続いて起きたのは、現在も続く新型コロナウイルス感染症の拡⼤です。⽇本はこれほど広範かつ甚大な影響を与える感染症への対応について、想定が不十分であったので、⽂字通り⼿探りの中で進んできました。

国民の皆様、特に医療従事者の皆様には本当に感謝しております。

次の未知なる感染症もいつか必ず来ると想定しなくてはなりません。その時に備えて感染症対策の仕組みは、民間任せではなく、国の責任でのワクチン開発や更なるインフラ整備と、緊急事態に備えた憲法改正も見据えた法整備が必要と考えています。

自民党で県議を務めた中で感じた「自民党の限界」

選挙ドットコム:

県議会議員時代は⾃⺠党に所属され、2021年の衆院選では⾃⺠党から⽴候補された経験がありますね。それでも今回は⽇本維新の会に⼊り政策課題に向き合っているのはどのようなお考えがあるのでしょうか︖

西川氏:

私もこれまで、⾃⺠党にお世話になってきました。私の⽗は今も⾃⺠党にお世話になっております。私の後援会の皆さんもほとんどが⾃⺠党の⽀持者でした。

そうした中で、私は⾃⺠党の政策や活動に限界を感じる部分がありました。もちろん、戦後の復興と成⻑には⼤きな役割を果たしたと思っていますし心から敬意を表します。

その上で、⾃⺠党ではどうしても解決できない政策課題が数多くあると私は気づきました。

⾃⺠党にはしがらみがあって、正⾯から⾔いにくいことも沢山あります。党内には様々な意⾒があり過ぎてしまう。多くの企業・団体への配慮から意見が⼀本化されない部分もあると思います。

⾃⺠党が⾔い出せない課題解決に向けた議論を維新がリードし、⾔うべき事を⾔っていきたいし、そうあるべきだと思っています。

こうした考えで私は⾃⺠党を離党させていただいた上で、⽇本維新の会に⼊りました。ほかの政党では出来ない改革を行う、維新スピリッツを全国に広めていきたいと考え活動しています。そして私⾃⾝の覚悟と思いも皆さんにもご理解をいただけるよう頑張ります。

維新の実績を更に全国へ。全ての政治を変えていきたい。

選挙ドットコム:

なるほど、政党を移るということはともすれば他の政治家であればあまり表にしなさそうな気がしますが、しっかりとした考えがあってのことなんですね。
それでは、政治家としてどのようなことに取り組んでいきたいと考えているのでしょうか?

西川氏:

憲法改正、格差是正、教育無償化に取り組んでいきたいと考えています。

これらの改革は地⽅の力だけでは実現できません。やはり国から、その根本から仕組みを変えていく必要があります。

地域間の格差是正は喫緊の課題です。⽇本全国、どこに住んでいても東京(中央)と同じチャンスが得られて、⼀⼈⼀⼈の努力が報われる社会にしたいどこに住んでいても豊かさを感じられる国にしたいと考えています。

また、国から地⽅に財源や権限を委譲して、地⽅が自立して強くならなければなりません

私は⽇本維新の会に所属し、⼤阪に行くことが多くなりました。10年前、15年前のかつての⼤阪とは全く違う印象を受けました。⼤阪の皆さんは明日に希望を持って⽣活していると感じられます。

以前の⼤阪では停滞感や閉塞感を感じていました。この問題を解決してきたのが大阪維新の会であり日本維新の会であると思います。この改革の精神を全国に広めていきたいのです。

今、日本は⻑く続くデフレの中にあります。経済が厳しく皆さん悩みを抱えていて、将来に希望を持てない若者が増えている世の中です。更に最近は物価だけが急上昇し賃金は上がらない

こうした状況を打破するべく、しがらみに縛られず変えるべきものは全て変えていくのが⽇本維新の会です。

維新とは「維(こ)れ新(あらた)なり」の意味です。

改革。そして成長。私は⽇本維新の会で真正面から政治に向き合ってまいります。

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