英大物歌手 “チケット安ければ客は入る” 大物ミュージシャン復帰公演を嘲笑もすぐに発言撤回、謝罪

英国の歌手ロビー・ウィリアムスが、リアム・ギャラガーの最近のネブワースでのライブについて嘲笑した。2003年に同会場で3日間、37万5000人のファンを前にして演奏したロビーは、元オアシスのフロントマンであるリアムが先週末に行った2回のライブで行ったように、チケットを「安く」売れば、簡単にまたこの会場で演奏できると自慢気に話している。

この会場で同じような復帰公演をしたいかと聞かれたロビーは、「また3回やるかって?わからないな。(リアムの)最新アルバム『カモン・ユー・ノウ』を聴いてみたんだけど、素晴らしい曲がいくつかあったね。ちゃんとした、まともな、ほら、音楽ってこうあるべき、みたいな。この中年の男が考える音楽のあるべき姿だ。僕が(ネブワースに)また行くかどうかはわからないけど。再訪するかって?(リアムみたいに)チケットを安く売ったらきっと大丈夫だろうね」

NMEによると、16万人のファンの前で2晩にわたって開催されたリアムのネブワース公演のチケット代は65ポンド(約1万円)だった。

しかしながら、ロビーはすぐにこの発言を撤回、同紙にこう語った。「『安く』って言ったことに対して謝罪していい?そう書くなら、僕は謝ってるって言わせて。くだらないことを言っただけさ。(ネブワース公演は)僕の視野には入っていないな。だけど、グラストンベリーの方はやってみたい」

リアムは、1996年に兄のノエル(55)と共に時代を象徴するコンサートをネブワースで開催した時、2晩にわたって25万人を動員したことで話題となっていた。

一方でロビーとギャラガー兄弟の間にはライバル意識があることで知られており、ノエルはかつてロビーに「テイク・ザットの太ったダンサー」という烙印を押したことがある。それに対しロビーは、タップダンス用のシューズと共に、「ノエル・ギャラガーさん。君はネブワースでの二晩の演奏は歴史に残ると言ってた。まあ、三晩するのはちょっと欲張りというものだね。ロブより」と綴ったメモを送り、自分がオアシスよりも長くネブワースに出演したことを自慢していた。

(BANG Media International/よろず~ニュース)

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