現金約3200万円など 80代女性が特殊詐欺の被害に

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 大和郡山市内に住む80代の女性が6月、警察官を名乗る男らに現金約3200万円とキャッシュカードをだまし取られる特殊詐欺被害にあっていたことがわかりました。特殊詐欺で被害者への接触の多くは固定電話だといい、警察は注意を呼びかけています。

 警察によりますと6月2日、女性の自宅の固定電話に警察官を名乗る男から「口座から不正に現金が引き出されているので、キャッシュカードを交換する必要がある。警察官が取りに行くので準備してほしい。」などと電話がありました。女性はその後、自宅にやってきた別の男から「偽札が出回っているため、自宅に保管している現金を警察署に持ち帰って鑑定する。」といううその説明を受け、キャッシュカード3枚と現金約3200万円を男に手渡したということです。女性が家族に話したことで被害が発覚し、警察は特殊詐欺として捜査しています。警察によりますと今年に入ってから5月末までに確認された特殊詐欺の件数は75件で、去年の同じ時期に比べて26件増加しているといいます。

犯人からの接触手段は約8割が固定電話であったことから、通話を録音する機能などがついている「防犯電話」の導入や、自宅にいても留守番電話を使うなど、不審な電話には出ないように注意を呼びかけています。