神島が男女団体で全国へ 高校総体少林寺、南部からは森澤さん

 和歌山県高校総合体育大会の少林寺拳法競技が5日、紀の川市の粉河高校体育館であり、団体演武で神島が男女そろって優勝した。神島は組演武で男子が優勝、女子が優勝と準優勝。女子単独演武では南部3年の森澤結芽さんが優勝した。いずれも7月29~31日に高知市である全国高校総体(インターハイ)に出場する。

 県総体の男子団体演武は神島だけが出場し、優勝が決まった。女子団体演武は神島と田辺が出場し、神島が優勝、田辺が準優勝だった。

 男子組演武は小嶋智希・下野大和(ともに神島2年)組が優勝。女子組演武は高松乃愛・小西杏奈(ともに神島3年)組が優勝、長尾涼花(神島3年)・尾原玲菜(同2年)組が準優勝した。いずれもインターハイ出場を決めた。

 神島は21年連続の総合優勝。総合2位は田辺だった。神島主将の高松さんは「組演武は今までで一番良く、団体演武も練習通りうまくできた。全国優勝するために、受け身や切れ、スピード感をさらに上げていきたい」と抱負を語った。

 女子単独演武で2連覇した森澤さんは「練習の成果を出し切れた。全国ではまだまだなので、スピードなど自分の長所を伸ばしていきたい」と話した。

 このほかの紀南勢の入賞者と入賞団体メンバーは次の皆さん。

 【男子】

 組=(3)佐藤羽琉・前地亮汰(ともに神島2年)

 単独=(3)眞砂大和(神島1年)(5)平野悠伸(同1年)(6)泉太智(田辺2年)

 団体=(1)神島(小嶋智希、下野大和、佐藤羽琉、前地亮汰、眞砂大和、平野悠伸、東田侑也、玉段椋大)

 【女子】

 組=(3)亀山彩羽・鈴木春那(ともに神島2年)(4)藤原理央(田辺3年)・坂本結彩(同1年)(6)小田ありす・寒川未来(ともに神島2年)

 単独=(3)畑野結月(田辺3年)(4)寒川未来(5)安達楓(田辺3年)

 団体=(1)神島(高松乃愛、小西杏奈、長尾涼花、尾原玲菜、岡本優奈、小田ありす、亀山彩羽、鈴木春那)(2)田辺(藤原理央、赤松観音、清水真唯、安達楓、畑野結月、坂本結彩)

© 株式会社紀伊民報