踏切の安全対策などを求める 障害者団体が県に要請書を提出

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 ことし4月、大和郡山市内の踏切で目の不自由な女性が電車にはねられて亡くなった事故を受け、県内の障害者団体らが県に対し、踏切内外の安全対策を求める要請書を提出しました。

奈良県障害者の生活と権利を守る連絡会 会長 柿本一志さん
「視覚障害者の立場でいいますと移動するということが社会参加という上で一番中心的なことになります(移動の)安全がどうなのかということが私たちの生活にとって一番大きな問題でもあります。(踏切)の安全対策を具体的に行っていただきたいということをお願いしました。」

 要請書を提出したのは、「奈良県障害者の生活と権利を守る連絡会」と「奈良県視覚障害者の生活を守る会」です。要請書は安全対策として視覚障害者に踏切手前だと警告する点字ブロックを道幅いっぱいに設置することや踏切内に視覚障害者を誘導するエスコートゾーンを設置することなどを求めています。

そして各市町村に対策を講じるよう県が指導することなどを要請しています。一方で事故を受けてエスコートゾーンの設置に迅速に対応した大和郡山市の対応を団体は評価していて市の対応をモデルケースに全国に広めてほしいと話しました。