北大路欣也主演「記憶捜査」1年半ぶりにSPドラマに! Sexy Zone・松島聡が参加

テレビ東京系では6月20日に「記憶捜査スペシャル2~新宿東署事件ファイル~」(午後8:00)が放送。主演・北大路欣也をはじめ、風間俊介、上白石萌音、石黒賢、余貴美子といったおなじみのレギュラーキャストに加え、新たに、神楽坂署留置管理係 巡査⾧・世条匠役を演じる松島聡(Sexy Zone)が同局のドラマに初出演する。

2019年に全7話で放送された連続ドラマ「記憶捜査~新宿東署事件ファイル~」は、北大路欣也演じる敏腕刑事が人並み外れた土地勘を頼りに、詳細に記憶した「昭和」と「平成」二つの時代の街のイメージを呼び起こし、難事件を解決する刑事ドラマ。その後、スペシャル版が20年7月に、同年10月には連続ドラマ「記憶捜査2~新宿東署事件ファイル~」がオンエアされた。

定年間際の事件で負傷し車いす生活となるが、数々の事件を解決してきた功労から定年後に新宿東署刑事課司法係長として再任用された警部補・鬼塚一路役の北大路は、「こうして作品が続くということは大変なことで、本当にスタッフお一人お一人の情熱が伝わって、この作品ができるわけですから、制作が決まったと伺った時は、僕もうれしかったです」と新作の制作に感慨深げ。「事件は事件なんですが、それは人間が起こす事件で心の緩みがあったり、ボタンの掛け違いがあったり、そこでいろんなことが起こってきて、にっちもさっちもいかなくなるという状況で僕らが登場するんです。でも、根気よくその人たちと接して話し合って、100%じゃないけれど、最後にはなんとか正しい方向に進んでもらおうと、そういう喜びを共につかんでいくことが今回のテーマだと思います」と本作の見どころを説明した。

鬼塚の捜査の現場を学ぶ目的で、新宿東署に配属されたキャリア組で警視庁刑事部捜査一課・理事官の神啓太郎を演じるのは風間俊介。「北大路さんの優しさに包まれてという感じなのですが、皆すごく仲がいいのでとてもうれしいのと同時に、私の役・神啓太郎がまた出世したことで『今回皆さんとあまり一緒にいられなかった』と思った次第です」と今回の役どころを述べ、「スペシャルならではというところもあるのですが、鬼塚さんと一緒に捜査するメンバーがちょっと新しい風が吹いているので、そこは僕も楽しみにしているところではあります。この『記憶捜査』というのが、変わらない部分と新しく変わる部分が混在していて、昭和、平成、令和とその時代その時代で移り変わっていく、同じ新宿の物語なので、この『記憶捜査』のスペシャルも今までのところは変わらず、新しく変わっていくところは変わっていく、という部分を楽しんでいただけたらなと思います」と呼び掛けた。

新宿西署地域課地域総務係から鬼塚のもとへ配属され、司法係の内勤業務よりも事件の捜査をしたがる刑事志望の巡査長・遠山咲役の上白石萌音は「また皆さんにお会いできることを本当にうれしく思いました。同時に、前回のスペシャルドラマの際、事件が連ドラ版よりさらに複雑で難解になることを心得ていたので、しっかり取り組まなければ!と気合が入りました」と意気込みを見せる。加えて、「クランクイン初日から、ブランクを感じないほど落ち着く空気感でした。撮影も阿吽(あうん)の呼吸で進み、長く続いてきたチームの力にほれぼれしました。その一員として先輩方から勉強させていただけることがとても幸せです。撮影中、鬼塚さんの言葉に何度もハッとさせられました。きっと皆さまの記憶にも残ると思います。また、ある理由で遠山がますます燃えています。真相解明のお役に立てるのか、はたまた足を引っ張ってしまうのか、ぜひご注目ください」とメッセージを寄せている。

そして、今回、神楽坂署留置管理係の巡査長・世条匠役で参加する松島は「小さい頃の夢が警察官になることだった僕にとって、いつか演技を通して警察や刑事という職に触れてみたいという思いがあったので、その願いをかなえられることができとてもうれしかったです」と今回のオファーへの喜びを述べ、「何度もシリーズ化されている作品ということもあり、最初はキャスト・スタッフの皆さんの中に、うまくとけ込めるか不安でした。ですが、撮影初日から主演の北大路さんをはじめ、先輩の風間くんや共演者の皆さん、スタッフの方々が温かく迎え入れてくださったので、終始リラックスしながら撮影に挑むことができました」と報告。

続けて、「北大路さんと一緒に撮影させていただくことが多かったのですが、周りの方々へのきめ細やかな心配り。そして、僕に対してもたくさんアドバイスをくださいました。役としての立ち回り方や言い回し、表現方法など、さまざまなことを教えてくださり、うれしいお言葉もいただくことができて、毎日が刺激的で幸せな日々でした」と、主演・北大路の立ち居振る舞いに感銘を受けた様子。

今回が初めての共演となる風間についても「今後も演技をする上で財産となるような貴重なお話をしていただきました。すてきな共演者の皆さんの背中を見て学ばせていただけたことは、僕にとって大切な経験となりました」と学ぶことが多い現場であったことを明かした。

さらに、「風間くんが『今までの事件の中で、今回の事件が一番複雑で難しい』とおっしゃっており、細かい伏線が多く、その伏線回収も見どころの一つだと思います。今回も難解な捜査を鬼塚さんが記憶を頼りに真相に迫っていきますが、僕は鬼塚さんの助手役・世条匠として、捜査に加わります。世条は、捜査に本格的に参加するのは初めてで、猪突猛進、真っすぐな性格です。その働きぶりを温かい目でご覧いただけるとうれしいです」とアピールしている。

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