日本への帰国もカンタンに

インドネシアから日本へ帰国する時に、MySOS(マイ・エスオーエス)のファストトラックは使った方がいいのか。空港での手続きにどのぐらい時間がかかるのか。2022年6月12日に帰国したAさんの体験談です。(注:Aさん個人の体験であり、状況は変わることがあります。あくまで参考情報としてください)

***▷2022年6月12日
▷ANA(NH856便)
▷ジャカルタ21:25出発→羽田6:50 (+1) 到着***

PCR検査、陰性

12日の夜便だったので、10日午後にジャカルタの日系クリニックへ行ってPCR検査を受けた。PCR検査をするのは初めて。一瞬で済み、痛くもなかった。
翌11日、問診時に登録したWhatsApp(ホワッツアップ=WA)に、PDFで陰性結果が送られて来た。英文の書類と、日本政府のフォーマットの2種類。

MySOSで青画面に

インドネシアから日本へ入国する場合、必要書類はPCR検査結果のみMySOSの「検疫手続事前登録」をするかどうか(ファストトラックを利用するかどうか)迷ったが、一応、やっておくことにした。

MySOSを立ち上げて、「検疫事前手続登録」の質問項目に沿って答を入力し、ワクチン接種証明書とPCR陰性結果をそれぞれ添付してアップロード。MySOSは赤画面で「審査中」となり、2〜3時間のうちに青画面と変わった。「あれ? 緑じゃないの?」と厚労省のホームページを確認してみたところ、「緑または青に変わります」となっていた。

インドネシアを出国

空港のチェックインカウンターで「ピーシーアール(PCR)」と言われ、スマホに入っている検査結果のPDFを見せると、それを拡大し、氏名などの情報が合っているかどうかを確認していた。そして「OK」。非常にスムースだった。

MySOSで振り分け

羽田空港に到着したが、降りるのは乗り継ぎの人が先で、羽田が最終目的地の人は最後に案内される。機内で待ち、降りるまでに30分ぐらい待った。

飛行機を降りると、空港職員に「MySOSを持っている人は出してくださいー」「青の人はこちらー」と案内される。MySOSを持っていない人と青画面でない人は、別の場所へと案内されていた。最初の振り分けはMySOSで行っているようだった。

「B 141スポット」へ向かう

少し並んでいるが、長い行列ではない

青の人は「B 141スポット」へ、とのことで、そこまでの長い廊下を延々と歩く。「B 141スポット」にはテーブルがあって、係員がいた。そこでMySOSのQRコードを出し、係員が読み取って「OKです」検疫はこれで終了。「この用紙を入管審査官にお見せください」と書かれた薄いブルーの紙と「健康カード」の計2枚の紙を渡された。しかし、入国審査では自動化ゲートを通ったので、その紙は見せることなく終わった。

荷物はすでにターンテーブルから降ろされて1カ所にまとめられており、「ジャカルタ便の方は、こちらに出ています」と案内があった。荷物をピックアップして、外へ。

機内で待たされていた時間も含めて、空港到着から外へ出るまで、1時間ぐらいだった。長い廊下を歩く以外は、特に時間はかからなかった。MySOSの事前手続きをしてあれば、何の問題もないと思う。

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