横浜ビールが「缶生」新ブランド 「気軽に味わって」

「缶生」の製造の様子(横浜ビール提供)

 地ビール製造やレストラン事業を手がける横浜ビール(横浜市中区)が20日、新ブランド「缶生ビール」の展開を始める。コンセプトは「サーバーがなくても楽しめる生ビール」。新たなスタイルの定着を目指しており、「どこでも気軽に生ビールを味わってほしい」とアピールしている。

 第1弾は「缶生 DEEP LOCAL-session IPA-」と名付けた。通常のビール醸造では数種類のホップをブレンドするが、白ワインのような香りが特徴の「ネルソンソーヴィン」1種類のみを使用。単一ホップでのビールは同社にとって初の試みといい、香りを最大限に引き出すため、発酵後に投入する「ドライホッピング」を採用した。

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