シアトルの旬を迎える朝

おはようございます♬

普段シアトル民が大好きな場所の1つでありながら、最高の季節になると避けがちな場所があります。それがシアトル民の台所「Pike Place Market」

新鮮なお魚や果物・野菜やお花が買える市場でもあり、美味しいレストランやカフェも多く、ピュージェット湾の眺めも最高な市民憩いの場。そしてStarbucks Coffeeの1号店がある場所で観光客も多く訪れる場所。

パンデミックの間はやはり観光客も地元客も激減して、開けているお店も少なかったのは過去の話。今日は久々にまっすぐ歩けないほどの盛況ぶりで、嬉しいような寂しいような…

そんなわけで、クルーズ船の中継地でもあるここは夏になると下船してくる人々、観光客でごったがえしてゆっくり買い物ができないのでシアトル民は避けがちになる6月から9月。

なのですが…

今日は、シアトル民ですら無視できない事情ができてしまいました。

ワシントン名産のさくらんぼ。中でも5世代に亘ってさくらんぼやアスパラガスを作り続けている農家さん、Lyall Farmsがレイニアチェリーを販売すると聞きつけたら取るもの取らずに行くしかないのです。本気度が違います。

と、いうわけで観光客の波をかき分けかき分け(大袈裟でしたw)見つけたRainier cherry (レイニアチェリー)

と、Bing cherry (ビングチェリー:色の濃い方のさくらんぼがビングです)

今年は冷夏で粒が小さくて甘いものが少ないと評判のさくらんぼでしたが、早速齧ってみるとさすがLyall Farmsのは粒もぷっくり味が濃く美味しかったです♬

一仕事を終えて、さっさと家に帰ろうとしていたら隣のお花屋さんで

旦那さんが買ってくれたPeony(芍薬)

芍薬が綺麗な季節でもありました♬

朝から市場で果物やお花を買うなんて日本で暮らしていた頃は考えなかった暮らしがなんともくすぐったいような6月の半ば。

皆様にこの芍薬とさくらんぼの香りが届けられたらいいのに…としみじみ。
日本は梅雨が始まる頃でしょうか。ジメジメに負けず皆様、どうぞSweetな1日をお過ごしください♡

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