DJIとSAIC-GM-Wuling、DJI製車両システム搭載の世界初新エネルギー生産モデル車を発売へ

DJIと車両メーカーのSAIC-GM-Wuling(以下:SGMW)は、両社による初のグローバル戦略協力が正式に実施され、DJIの車両システムを搭載した世界初の新エネルギー生産モデルをまもなく発売すると発表した。

2021年の上海国際自動車ショーで戦略的提携を発表して以来、SGMWとDJIはスマートモビリティの分野で探索と統合を続け、中国をスマートドライブの新時代「みんなで共有」にすることに尽力しているという。

SGMWとDJIは、インテリジェント・ドライビング分野にフォーカスし、初のグローバル戦略的協業モデルを間もなく立ち上げる予定だ。モビリティの未来への新たな模索とインテリジェントカーの世界的な普及に基づき、SGMWとDJIは、早くも2019年に綿密な戦略的協力計画を開始した。

両社は数十億ドルを投資し、国内外から多くのトップ技術者を集め、共同開発チームを結成。中国の複雑な交通・旅行事情を考慮しながら、知能運転分野に注力しているという。この協力により、中国の自動車市場にインテリジェントドライブの新時代がまもなく到来し、「万人のためのインテリジェントドライブ」が現実のものとなるだろうとしている。

DJIは5G通信、V2X、遠隔運転制御、無人運転などを統合した世界初の公道テストロードを構築した。DJIは、人類の文明の進歩を継続的に促進することを約束し、16年前の設立以来、多くの最先端イノベーション分野で技術製品およびソリューションを革新し、人々の生産とライフスタイルを再構築しているという。

DJI Automotiveは、DJIの長年にわたるインテリジェントシステムのハードウェアとソフトウェアの研究開発力と、サプライチェーンにおける効率的な垂直統合のメリットを活かし、「すべての人に安全で快適な移動体験を提供する」というコンセプトを堅持し、インテリジェントドライビングシステムとその中核部品の研究開発・生産・販売に力を入れている。

SGMWとDJIの戦略的協力が続く中、両社は今後、ユーザーにより安全で便利な知能運転体験を提供するために協力していくとしている。

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