奈良公園バスターミナルにLunch & Cafe 鹿珈(ロカ)がオープン

株式会社ワールド・ヘリテイジ(本社:奈良市高畑町)は、2022年4月28日(木)より、奈良公園バスターミナルにて、「ローカルでローカーボなランチ&カフェ 鹿珈(ロカ)」をオープンしたと発表しました。

鹿珈ロゴ

鹿珈内観

直径40cmのプレートに入った大和の肉3種盛プレート+菊岡漢方薬局監修スパイス・キーマカレー(追加料金)

背景と目的

当社は”Think Globally, Act Locally”という理念のもと、心の中に平和のとりでを築く観光が、地域住民、来訪客にとって幸せをもたらすことを目指しております。2021年度からは奈良の歴史文化遺産からSDGsを学ぶ「奈良SDGs学び旅」への参画や、地域住民向け健康食×フィットネスの開業など、持続可能な地域社会づくりにつながる事業を展開しております。

今回の事業は、地域の食材を生かした健康的な食事を提供し、食べることで地域を支え、食べる人が心身ともに健康に近づくことを目指します。また来訪者に、地域の資源(食材と食文化) をただ楽しむだけでなく、奈良を始まりの地とする古くからの食文化、現代の生産者さんの思いの物語を知ってもらうことで、奈良で持続してきた「食の物語を伝える観光」へ転換していきたいと考えます。

「ローカル」 × 「ローカーボ」

6つの奈良のパワーフード「肉」「大豆」「漢方」「果物」「酒」「茶」を中心に、地産地消、生産者連携でローカルとつながり、奈良に住まう人、奈良を訪れる人が、長く健康的に生きるためのローカーボなお食事を提案します。

低温ローストした大和牛プレート

ローカルの食材を生かすことは、フードマイレージを減らし、地域の雇用や経済に貢献できます。地域に関わる人が地場食材に慣れ親しみ、地域の生産者を知ることは、地域愛を醸成することにつながります。

観光客の方には、奈良の肉や果物などの新しい食の魅力を発信します。また、奈良を発祥とする漢方や酒などの歴史のある食を紹介し、奈良の食文化の物語を伝えます。
地元の方にも、観光客にも奈良の魅力を発見してもらい、より好きになってもらう場所になりたいと考えます。

またローカーボ(糖質制限)は、習慣化すれば健康寿命を延ばすことにつながります。一般的にはダイエット食というイメージがありますが、鹿珈の提供する、”低糖質×高たんぱくの奈良のうまいもん”によって、ローカーボ食を知り、生活に取り入れていただいたり、地域の特産品などを購入するなど、地域を支える人が増えるきっかけになればと考えます。

鹿珈(ロカ)が伝える「食の物語」

奈良の在来種「大鉄砲大豆」を復活

鹿珈が使用する豆乳を製造している大和郡山市の三木食品工業は、現社長の近藤氏が後を継いだ2015年ごろから、豆腐の伝来の地である奈良で、奈良県産の大豆で豆腐をつくろうと挑戦を始めました。奈良の在来種であるものの、一般に流通していない大鉄砲大豆の存在を発見し、種探しをして収穫するまで、桜井市の鎌田ファームと二人三脚で取り組んできました。

三木食品工業と鎌田ファームと一緒に

他の品種に比べても大粒の大鉄砲大豆

その大鉄砲大豆は名前の通り、一般的な大豆より粒が大きく、タンパク質を感じる、甘く濃厚な豆腐に仕上がります。

奈良で24代続く漢方店が調合するスパイスカレー

ならまちの菊岡漢方薬局は24代に渡り、中国から伝来した漢方と蓄積した知恵をもって、地域住民の健康を支えてきました。漢方は体質改善や体の調子を整え、病気になりにくい体になるよう手助けしてくれます。菊岡氏のきめ細かな相談、その人にあった調合は、一朝一夕ではできないものです。

菊岡漢方薬局監修スパイス・キーマカレープレート

取引先・協力メーカー(一部)

・三木食品工業:豆乳/大和郡山市
・菊岡漢方薬局:漢方/奈良市
・奈良うま直販 フレッシュ:野菜/広陵町
・今西酒造:地酒/桜井市

店舗詳細

店名

鹿珈(ロカ)

営業内容

ランチ&カフェ

営業時間

10:00-18:00(LO 17:30)

営業日

不定休

住所

〒630-8213
奈良県奈良市登大路町76 奈良公園バスターミナル1F

公式Instagram

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