2024年卒学生の職業意識とインターンシップ等に関する調査を実施

© 株式会社マイナビ

ディスコはこのほど、キャリタス就活2024登録学生(2024年3月卒業予定者)を対象に、インターンシップの参加意向や就職に関する意識などを調査した。また、コロナ禍の影響を大きく受けた大学生活についても併せて尋ねた。

同調査は2022年5月18日〜5月25日、キャリタス就活2024会員(2024年3月卒業予定の全国の大学3年生・大学院修士課程1年生)1,189人(文系757人、理系・学部生 299人、理系・大学院生133人)を対象に、インターネット調査法にて実施した。調査機関はディスコ キャリタスリサーチ。

参加したいプログラムの種類は、就業体験を伴うプログラムが大半

大学3年生(修士1年生)の5月中旬時点での、インターンシップや仕事研究プログラム等への参加意向を尋ねた。「参加したい/参加する予定」が9割を超え(94.5%)、参加意欲の高さが顕著に表れている。

インターンシップ等に参加意向がある学生(全体の94.5%)に、参加したいプログラムの種類を尋ねた。「インターンシップ」「1Day 仕事研究プログラム」がともに9割近くに上り、就業体験を伴うプログラムを希望する学生が大半だ(それぞれ 89.9%、86.9%)。一方、就業体験を伴わない「業界研究・会社研究プログラム」は、半数未満(49.4%)だった。

続いて、参加したい形式を尋ねた。「対面とオンライン両方」への参加を希望する学生が8割近くに上る(77.2%)。「オンライン形式のみ」は6.6%とわずかで、大半の学生が対面での参加機会を求めていることがうかがえる。

参加したい時期は、「8月」(95.2%)、「9月」(84.0%)に集中しているのが目立つ。現時点では、夏季休暇中の参加を目指している学生が圧倒的に多いことがわかる。

インターンシップ等への参加方針について3つの指標で尋ねた。まず、参加数については「できる だけ多くのプログラムに参加したい」が6割強に上り(計64.7%)、「数を絞って参加したい」(計35.2%)を大幅に上回った。「少しでも興味があれば参加したい」も同じく6割強を占める(計64.6%)。

ただし、「幅広い業界のプログラムに参加したい」と「興味のある業界・企業のものに絞って参加し たい」は拮抗している。

今回調査に回答した3年生は、新型コロナ第1波と入学時期が重なり、様々な制約の下で大学生活を 過ごしてきた。コロナ禍の影響で満足な大学生活が送れていないと感じることがあるかを尋ると、「とても感じる」(27.1%)、「やや感じる」(42.7%)を合わせると、全体の約7割が「感じる」と回答(計69.8%)した。

寄せられたコメントを見ると、授業だけでなく、課外活動も入学当初から制約を受けたことで、友人・先輩との交流も少なく、影響が多岐にわたっている様子がうかがえる。

■コロナ禍での大学⽣活
・「コロナ禍で部活動やサークル活動も禁止だったため、勧誘や見学もなく 3 年生になってしまった。それによって先輩との繋がりもない」<理系男子>
・「対面での実施が望ましい実験や実習のある科目についても、オンラインでの授業になることがあった。オンデマンドの授業も多く、授業中気になったことをその場で質問するといったことが難しい」<文系女子>
・「オンライン授業だと友人と話す機会がなく、雑談や議論から生まれる自分以外の考え方や価値観を知る機会が奪われたと感じる」<文系女子>
・「海外研修が 2 回予定されていたが、すべて中止となり、まだ 1 度も学園祭を経験したことがなく、思うようにアルバイトやボランティアもできていない」<文系女子>
・「学生の時しか行けないような旅行もできず、友達との関係も薄っぺらなものになってしまった」<理系女子>
・「自分としては、それなりに満足な大学生活を送っていると思っていたが、先輩の思い出話を聞いた時、自分の大学生活がこぢんまりとしたものに感じられた」<文系男子>

自分たちの就職戦線が1学年上の先輩たち(2023年卒者)に比べてどのようになると見ているのか、その見通しを尋ねた。「非常に厳しくなる」(14.6%)、「やや厳しくなる」(40.3%)を合わせると、半数を超える(計54.9%)。

「厳しい」の割合は年々減少しているものの、「楽になる」は7.1%にとどまり、厳しい戦線を覚悟する学生が大半だ。