
【ワシントン共同】ブリンケン米国務長官は13日に韓国の朴振外相とワシントンで会談し、北朝鮮による核・ミサイルの脅威に対処するため、核兵器と通常戦力で防衛に関与する「拡大抑止」の強化に向けた高官協議を再開することで一致した。米韓合同軍事演習の規模拡大に関する検討も進める。会談後の共同記者会見で明らかにした。
北朝鮮が弾道ミサイル発射を続け、核実験に向けた動きも見せる中、米韓に日本も加えた3カ国の連携を強化して対抗する考え。韓国の聯合ニュースは14日、日米韓が8月上旬~中旬ごろにハワイ沖の海上で北朝鮮の弾道ミサイル探知・追尾訓練を実施すると報じた。