IFABが国際ルールを一部修正 PK時のGKの立ち位置やハンドを厳格化

 国際サッカー協会理事会(IFAB)は、7月1日に適用されるルール修正案を伝えた。

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 FIFAが主催する大会で変更が予定されるルールは、大きく分けて5つが取り上げられた。各チームは5人の交代枠を90分で3回行う事ができ、延長戦に突入した際には6人目の交代枠の使用が可能に。またハンドを犯すことによって相手チームのゴール、または明らかなゴールチャンスを妨げた場合、場所に関わらずレッドカードが提示される。

 さらにGKはPK時にゴールラインに片足が触れていれば有効と解釈されていたが、ボールが蹴られるまで両足がゴールライン上に接触していなければならない。言い換えれば、GKはゴールラインの前にも後ろにも立つ事はできず、レフェリーが確認次第PKのやり直しが命じられる。一方で半自動オフサイドの導入やメンバーリストが26人に拡大される案は検討中で、14日にドーハで行われる会合で議論される予定だ。

IFABがハンドやPK時のGKの立ち位置を厳格化 Photo Masashi Hara

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