箱根・強羅の温泉旅館「静峰閣照本」 運営会社が破産 旅館は既に閉館

 帝国データバンク横浜支店などによると、神奈川県箱根町の強羅地区で温泉旅館「静峰閣照本」を運営していた照本(松田町)が14日までに、横浜地裁小田原支部から破産手続きの開始決定を受けた。負債額は調査中。旅館は既に閉館している。

 照本は1949年に創業。箱根登山ケーブルカー・中強羅駅近くの1万平方メートルを超える土地の一角に旅館を構えていたが、業績の悪化などにより2014年10月、東京都内の不動産デベロッパーに土地と建物を売却していた。

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