深日洲本ライナー、2022年度は6月25日運航開始 南大阪~淡路島間が1,500円

大阪府泉南郡岬町と兵庫県洲本市は、「深日洲本ライナー」の2022年度の運航を6月25日に開始すると発表した。

両市町は、広域交流の促進と地域の活性化を図るべく、かつて結ばれていた旅客船の定期航路の復活に向け、「深日洲本ライナー」を毎年、期間を限定して運航している。現在、大阪湾を横断する航路はなく、深日港洲本港航路が「大阪湾南回りルート」として実現することで、基礎自治体の範囲を超え、淡路島・大阪府南部だけでなく広域的な観光振興を促進し、消費拡大と経済効果を波及させるとともに、大規模災害発生時の物流・人流のリダンダンシー確保の一翼を担うとしている。

運航期間は6月25日から11月27日までの土休日で、乗船予約受付はウェブサイトや電話で既に開始している。1日8便(4往復)を運行し、所要時間は約55分。前輪が外せるなど、条件を満たす自転車も積載できる。料金は大人1,500円、子供(小学生)500円、未就学児無料、スポーツサイクル300円。学生割引や往復割引など、各種割引も用意する。

使用船舶は、船名がINFINITY(49トン双胴船)で、定員は68人。速度は約18ノット。船舶の保有会社は恭兵船舶。

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