「令和4年度 再生可能エネルギーアグリゲーション実証事業」に採択

産業用蓄電池システムで再エネ電力の最適化に挑戦

報道関係者各位

プレスリリース

2022年6月 15日

株式会社エネマン

「令和4年度 再生可能エネルギーアグリゲーション実証事業」に採択 産業用蓄電池システムで再エネ電力の最適化に挑戦

この度、株式会社エネマン (本社:東京都千代田区、代表取締役社長:三尾 泰一郎) は、経済産業省が公募する「令和4年度 再生可能エネルギーアグリゲーション実証事業」(補助事業者:一般財団法人環境共創イニシアチブ)において、SBエナジーコンソーシアムに参加する再エネアグリゲーターの一社として採択されました。

当社は、2018年度から需要家側エネルギーリソースを活用したVPP構築実証事業に採択され、中小規模産業用蓄電システム「Eneman ERAS」を活用したアグリゲーションシステムの開発を推進してきました。

再生可能エネルギーアグリゲーション実証事業では、太陽光発電予測に基づき発電バランシンググループで発生する余剰インバランスに対して蓄電池システムでバランシングを行う実証や、太陽光発電所の電力供給量を市場価格変動に合わせ充放電制御する実証を進めていきます。

また、各アグリゲーター様の仕様に応じ蓄電池システム及びEMSのカスタマイズを行い、再エネアグリゲーション実証事業に適したシステム提供を行います。

当社は、再生可能エネルギーの更なる拡大に向けて、蓄電池システムの研究開発を通して再生可能エネルギーの更なる安定化を目指します。

「令和4年度 再生可能エネルギーアグリゲーション実証事業」の補助金について

再エネアグリゲーション実証事業参加に承諾を頂くことで、下記の補助金が提供されます。

太陽光発電システム:1/3以下若しくは8万円/kW

蓄電池システム: 1/3以下若しくは6.3万円/kWh

EMS(エネルギー・マネージメント・システム):1申請5万円定額

(システム費・設備費工事費合わせた費用が対象)

蓄電池システムの対象条件は、下記の通りです。

蓄電池システム価格:19万円/kWh以下(工事費込み)

「Eneman EN173」の定格容量は172.8kWhですので、設備費工事費合わせて

3,284万円以下での提供となります。

(EMS・PV工事費用・運送費・太陽光発電システム関連機器等は上記金額に含まれていません。)

Eneman EN173」について

「Eneman EN173」は「蓄電池等の分散型エネルギーリソースを活用した次世代技術構築実証事業」 を行うために開発されたシステムです。

蓄電池システムに搭載されているEMSは、OpenADR経由で受けたクラウドサーバーからの指令を受け、基準値からの指令値に応じた充放電制御を自動的に行います。

また、通常時は設定された電力に合わせた自動放電機能でピーク電力カットを行うことで契約電力を削減し

電気料金の削減を行うことが出来ます。

更に、自家消費太陽光発電の余剰電力を蓄電池に充電し、夜間などに放電することによって

再エネ使用率の向上を目的とした運用も行うことができます。

Eneman EN173」の仕様

Eneman EN173」の特徴

1、all-in-one設計

バッテリー、EMS、電力変換装置、トランスを1つの筐体に搭載したall-in-oneパッケージ

施工性に優れています。

2、統合したEMS

太陽光発電の発電情報、需要家の電力量削減情報、蓄電池の稼働情報など必要な情報を一つの画面で管

理することが出来ます。

クラウド上の管理画面にアクセスすると運転状況から過去のデータを抽出することが出来ます。

需要家のデマンドを常に監視しデマンドピークに向かって蓄電池の放電を行うデマンド放電機能が標準

搭載、しかも太陽光発電の逆潮流を監視、逆潮流が発生しないようPCSの出力制御行います。

デマンドコントロール(負荷制御)もオプションで機能追加可能です。

3、安全性と保

筐体は火災予防条例適合盤を採用しています。

電池容量保証70%、15年保証を基本とします。

会社概要

名称 : 株式会社エネマン

所在地: 東京都千代田区二番町3-10 白揚ビル2階

代表者: 代表取締役社長 三尾 泰一郎

URL : http://www.eneman.co.jp/

【本件に関するお問い合せ】 株式会社エネマン VPP実証事業促進事業部 菊地 TEL : 03-6261-6484 Mail : info@eneman.co.jp