チームが変われば序列も変わる…日本代表の「移籍発言」まとめ

日本代表の活動が14日で終わり、これから注目されるのが今夏の移籍であろう。

今年は11月にワールドカップが開催されるという異例のシーズン。チームを変えることにはリスクも伴うが、そうした状況にあっても移籍の可能性が高まっている選手たちもいる。

今回は、代表戦の期間中に行われた囲み取材のなかで、移籍について言及した選手たちの発言をまとめてみよう。

南野 拓実

2021-22所属:リヴァプール(イングランド)
移籍報道:サウサンプトン、ウォルヴァーハンプトン(イングランド)、モナコ(フランス)など

「個人的には…何もまだ決まってないんで、何とも言えないんですけど。

試合にしっかり出場して、最高のコンディションでワールドカップを迎えたいと思っています。かつレベルアップをしなきゃいけないなっていうのはブラジル戦でも感じたので。

そうですね。そういう部分を踏まえて色々決断できたらいいかなと思います」(6月13日より)

板倉 滉

2021-22所属:シャルケ(ドイツ)→退団決定
移籍報道:フランクフルト、ボルシアMG(ドイツ)、フラム、ボーンマス(イングランド)など

「僕自身もニュースで見ることが先だったりします。でもそういう話が出るのはすごく嬉しいことですね。

僕個人としては自分を欲しがってくれているチーム、自分を必要としてくれてるチームに行きたい。僕自身もまだどこになるか分かってないんですけど。

でも行ったところでまた自分を出して、試合に出ることができればいいなとは思いますね」(6月1日より)

久保 建英

2021-22所属:マジョルカ(スペイン)
移籍報道:レアル・マドリー復帰など

「日本代表は上を目指していかなければいけないチームになりつつある。その一員に選ばれるように、いろいろ加味して、幅広く視野を持って良いチームを(決めたい)。

ブラジル代表なんかにはビッグクラブでレギュラーの人がこの前の韓国戦でベンチ外なんてこともありました。かといって日本代表はそうじゃないのが現状です。

例えば僕がここからポンッとステップアップして、そこでレギュラーになったらまた(代表での)立ち位置も変わってくると思います。そういったことも考えてますね、最近は」(6月4日より)

上田 綺世

2022所属クラブ:鹿島アントラーズ(日本)
移籍報道:スポルティング(ポルトガル)、シャルケ(ドイツ)など

「うーん。それは話せないですね。今は代表の活動中ですし僕もそこに集中してるので。

それに関する質問だったら答えますけど、キャリアについて今は話すつもりはないです」(6月9日より)

吉田 麻也

2021-22所属:サンプドリア(イタリア)
移籍報道:サンプドリア残留、ヴィッセル神戸、名古屋グランパス(日本)など

「試合に出なきゃいけないなと思います。ただ、(レベルを)落としていくのは簡単なんで。やっぱり高いところに身を置きたいなと。

それはワールドカップとは関係なしに、自分がサッカー選手として、残り限られていくキャリアの中で高いレベルに身を置きたいというのは、シンプルに選手としての願いではあります。

そこが一番の願いではありますけど、それはやっぱり需要と供給の問題もある。なんか『サンプドリアと(契約)満了する』みたいな感じになっていますけど、それも正直まだ分からないんですよね。

皆さん知っての通り、サンプドリアのオーナーが捕まって…非常に複雑な状況になっているので。どうなるか分からないということで『待ってくれ』と言われてて、どうなるか分からないです。

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満了したわけではない…したわけではないというかこのままいくと(満了)するんだけど、まだどうなるか分からない。うーん。難しいですね。僕の願いとしては、よりレベルの高いところにいたいなっていうのが願いです」(6月13日より)

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