【DeNA】東、1カ月ぶり1軍合流で意気込み「あとは結果で応える」

約1カ月ぶりに1軍へ合流した東=横浜

 ペナントレースで巻き返しを期す横浜DeNAは15日、横浜スタジアムで全体練習を行った。報道陣をシャットアウトして投内連係でサインプレーを確認するなど、リーグ戦再開となる17日からの阪神3連戦(甲子園)に向けて準備を進めた。

 開幕投手を務めながら、0勝5敗で2軍調整が続いていた東が約1カ月ぶりに1軍へ合流した。21日からの巨人3連戦(東京ドーム)での登板が予想される左腕は、「ようやく戻ってこられた。あとは結果で応えるだけ」と表情を引き締めた。

 今季6度目の先発となった5月15日の阪神戦(横浜)で、3回6安打4失点。翌日からファームでの再調整が始まった。走り込みの量を増やしたり、配球を見直したりしながら、本来の直球の強さを追求したという。イースタン・リーグでは4試合に登板し、3勝0敗、防御率0.86と圧倒的な数字を残した。

 名誉挽回を誓う東は「前回までのふがいない姿を見せることがないように、残りのシーズンでしっかりと結果を残したい」と意気込んだ。三浦監督も「状態が良いと聞いているから合流させた。ファームで取り組んできたことを1軍のマウンドで出してほしい」と期待を込めた。

© 株式会社神奈川新聞社