甘くておいしい桃の豊作祈願 有数産地 岡山・一宮地区の青年部

桃の豊作を祈願する農家ら

 岡山県内有数の桃産地の岡山市北区一宮地区の若手農家でつくるJA岡山一宮選果場果樹部会青年部は15日、今季の初出荷を前に吉備津彦神社(同所)で豊作祈願祭を行った。

 農家ら3人が出席した。桃のジュースを奉納し、7月からの本格的な出荷シーズンに雨が少なく糖度の高い桃を収穫できるよう祈った。高木直哉部長(36)は「春先から天候に恵まれ、久しぶりの豊作が見込めそう。甘くておいしい桃を届けたい」と話した。

 JA岡山によると、一宮地区では318戸が95ヘクタールで主力の清水白桃をはじめ、なつごころ、おかやま夢白桃など8品種を栽培。今年は昨年より70トン多い370トンの出荷を目標にしている。

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