15日午後、広島市で横断歩道を渡っていた高齢の男性が、軽乗用車にはねられました。男性は病院に運ばれましたが、その後、死亡が確認されました。
事故があったのは、広島市安佐南区中須1丁目の国道183号です。
警察によりますと午後1時ごろ、横断歩道を渡っていた高齢の男性を、北に向かって走っていた89歳の女性が運転する軽乗用車がはねました。男性は頭などを強く打ち、病院に運ばれましたが、およそ2時間半後に死亡が確認されました。
警察によりますと、男性の身元はまだ分かっていないということですが、犬の散歩中だったとみられています。その後、死亡したのは、広島市安佐南区の井上尚之さん(75)と判明しました。
一緒にはねられたとみられる犬は、出血があるものの、無事だということです。警察は当時の信号の状態など、事故の詳しい状況を調べています。
※亡くなった方の身元が判明したため、記事を更新しました。