旅館経営会社が不正受給、石川 雇用調整助成金、2千万円指摘

記者会見で頭を下げる「よろづや観光」の萬谷浩幸社長=15日午後、石川県加賀市

 石川県加賀市の山代温泉で高級旅館を経営する「よろづや観光」は15日、従業員の休業手当を国が補填する雇用調整助成金(雇調金)約2千万円を不正受給していたと石川労働局から指摘されたことを明らかにした。助成金を返還する意向を示している。

 記者会見した萬谷浩幸社長によると、2020年6月から21年9月にかけて、従業員のタイムカードと給与計算に用いる書類の記録が食い違っていると労働局から指摘された。

 新型コロナウイルスの影響で客室の稼働率が低下、休業日を設定し申請したが、従業員が出勤してタイムカードを押した例があったという。

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