ダイアナ元妃 「やり方がひどいわ」と嘆き、カメラのレンズを手で覆う姿 「プリンセス・ダイアナ」予告

9月30日より劇場公開される、ダイアナ元皇太子妃のドキュメンタリー映画「プリンセス・ダイアナ」の、ダイアナの波乱に満ちた人生の断片が映し出された日本版予告が公開された。

予告は、ダイアナの葬儀に参列したある男性がメディアに向かって、「マスコミが殺した」と責め立てる痛烈な一言から始まる。そして、幸せいっぱいだった20歳の新婚の日々から、パパラッチに追われて顔から次第に笑顔が消えていく様子まで、世界で最も愛されたはずのダイアナがその愛によって傷つけられていく様子が収められている。

「注目される立場を割り切らないと正気を失うよ」と皇室の人間として生きるための心構えを説くチャールズ皇太子、「彼女の日常を全部知りたいの」と欲望を語る大衆、「望んでいるのは読者だ」と訴えるメディアの声とともに、執拗(しつよう)にカメラに追われて「やり方がひどいわ」と嘆き、カメラのレンズを手で覆うダイアナの姿なども映し出される。

「プリンセス・ダイアナ」は、没後25年となるダイアナ元皇太子妃について、当時のニュース番組やホームビデオなど、あらゆるアーカイブ映像をつなぎ合わせて描くドキュメンタリー映画。歴史に残る結婚式、子供が生まれた日、離婚にまつわるスキャンダル、エイズの子供を抱きあげる姿、そして亡くなった日と、1981年にチャールズ皇太子と婚約する数週間前から突然の死までを、16年間の映像を元に描き出す。監督は、アカデミー賞短編ドキュメンタリー賞にノミネートされた経験を持つ、ドキュメンタリー作家のエド・パーキンズが務めている。

(C)Kent Gavin

【作品情報】
プリンセス・ダイアナ
2022年9月30日(金)、TOHO シネマズ シャンテ、Bunkamura ル・シネマほか全国ロードショー
配給:STAR CHANNEL MOVIES

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