アンバー・ハード ジョニデ裁判で不利な判断を下した陪審員を「責めない」SNSのヘイトには驚き

女優アンバー・ハード(36)が、元夫の俳優ジョニー・デップとの法廷闘争で受けたソーシャルメディアでの「ヘイト」に対して非難はしたものの、自分に不利な判断を下した陪審員を「責めない」と主張した。2018年にアンバーが寄稿したドメスティックバイオレンス(DV)の被害者としての記事を巡った裁判で、バージニア州フェアファックスの陪審員により、アンバーは元夫ジョニーの名誉を毀損したとの判決を下されていた。

判決後初めてテレビのインタビューに応じたアンバーは、「私のことを誰がどう思おうが気にしない」「でも、たとえ私がこのような憎悪と暴言に値すると確信する人であっても、私が嘘をついていると考えているとしても、私の目を見て、ソーシャルメディア上で公正な表現がなされているとは言えないでしょう」とソーシャルメディア上の罵詈雑言に驚かされたと司会者サバンナ・ガスリーに語った。

また、陪審員の判断について尋ねられ、「その結論に至らずにいかなかったでしょう。彼らは3週間もそこに座って、給与をもらっている従業員からの証言を聞き、裁判の終わりにはあちこちの人たちから話を聞いたのです」「彼ら(陪審員)を責めるつもりはありません。ジョニーは愛すべきキャラクターで、人々は彼を知っていると感じている。素晴らしい俳優ですから」とアンバーは答えた。

ワシントン・ポストに掲載された同記事でジョニーを名指しにはしていないものの、陪審員はアンバーに「悪意」があったものと判断。名誉毀損でアンバーに5000万ドル(約65億円)を提訴していたジョニーへ1500万ドル(約19億円)の損害賠償を命じ、一方、ジョニーに1億ドル(約130億円)を求めて逆提訴していたアンバーへはジョニーから懲罰的損害賠償として200万ドル(約2億7000万円)を認めていた。

(BANG Media International/よろず~ニュース)

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