JR上野駅 音声を文字や手話で伝える実証実験スタート

JR上野駅で「音情報」をディスプレーに視覚化する実証実験が始まりました。

上野駅のホームに6月15日から登場した「エキマトペ」はAI=人工知能を使って、駅で流れるアナウンスや電車の発着音などの音声を瞬時に視覚化する装置です。JR東日本などが耳の不自由な人のために実証実験として設置しました。駅を利用する人からは「このディスプレーを見つめている人がいて『耳が不自由な人だな』と思ったら、手助けしやすいのでは」「便利かもしれない。他の人に尋ねなくてもよくなり、『電車来ますか』『電車来ますよ』というやりとりがなくなるかもしれない」といった意見もありました。

この実証実験は12月14日まで行われます。

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