ほっと妙高パン工房(妙高市)が県立新井高(同)社会科クラブのアイデアを取り入れて、開発したコッペパンの試食会が13日、同校で開かれた。生徒たちが4種類を試食し、アンケートに答えた。
同工房は、障害者サポートセンターのぞみの利用者が就労する。学校給食用や販売用のパンを作っている。
新作の4種類はクリーム、クッキー&クリームを挟んだものと、チキン南蛮サンドのレタス入り、キャベツ入り。社会科クラブとクッキング部の生徒約20人が試食した。
福田千和さん(2年)は「どれもおいしかった。アイデアが形になってうれしい」。島木彩華さん(同)は「生地がふわふわしていた。具材の量がちょうど良かった」と話していた。
アンケートを参考に種類を絞り込み、秋に妙高市で開かれる「こころのままのアート展」で販売する。