留青竹刻-江蘇文化の最新章を公式公開

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【南京(中国)2022年6月15日新華社=共同通信JBN】江蘇省人民政府新聞弁公室(Information Office of the Jiangsu Provincial People's Government)が制作したマイクロドキュメンタリーシリーズ「江蘇文化(Jiangsu Culture)」の最新章の「留青竹刻」(Liuqing Bamboo Carving)が6月に公開された。

動画閲覧は以下をクリック:
https://www.youtube.com/watch?v=rcx-UlAXQpc&ab_channel=CharmingChangzhou

ドキュメンタリーは、「素材の準備」、「技術の継承」、「文明の発展」の3つのパートに基づいている。それは国家無形文化遺産を紹介する - 竹を刃物で彫ることによる江蘇の技、人類文明の足跡であり、国内外でよく知られている。

中国の長江沿いには、広大な竹林が広がっている。江蘇省の常州では孟宗竹が豊富に産出されることから、地元の人々はその利点を生かして、平らで滑らかな表面を持つまっすぐで、傷がなく節の少ない竹を選ぶ。 留青竹刻を製作するためには、油を除去するために竹をゆでた後、取り出して直ちに表面をぬぐう。さらに、3-5年間、野ざらしにして、最終的に竹彫刻のための完璧な原材料を得る。

竹彫刻職人のほとんどは、絵画にも熟練した技を持つ。想像力を働かせて竹の表面に絵を描いた後、刃物をペンとして、竹の表面を紙として使って、押したり、彫ったり、持ち上げたりする留青彫で竹の表面に作品を刻み込む。刃物の技法で円滑に作品を仕上げるには、多くの時間を必要とする。竹の皮がはがれた後、竹の表面に風景や詩がゆっくりと現れてくる。

竹の皮は薄い色で、時間が経過すると黄色に変色し、竹の本体は長い時間をかけて黒ずんでくる。色合いの違いが、人々の逸話を語りかけ、古代の文化を記録する。子孫たちは、竹の短い物差しに刻まれた江南文化の繁栄と復興を見ることができる。 留青竹刻は、歴史と文明の移り変わりを記録し、文明がこの地に育まれた。

ソース:Information Office of the Jiangsu Provincial People's Government