改修後初の四輪ビッグレースへ向けスポーツランドSUGOの新東ピット棟を写真で紹介

 6月18〜19日、宮城県のスポーツランドSUGOで開催される全日本スーパーフォーミュラ選手権第5戦。2022年にSUGOで開催される四輪ビッグレースでは今季初めてのものとなるが、2020年オフから続けられていたピット棟の工事が完了している。すでに二輪では6月4〜5日に全日本ロードレース選手権第4戦が開催されているが、改めて新しいピット棟を写真で紹介しよう。

 東北のモータースポーツのメッカとも言える宮城県柴田郡村田町のスポーツランドSUGOは、2020年11月からピットロードの拡張、西ピットの建て替え、メディカルセンターや車検場の移設などの第1期改修工事が行われ、2021年シーズンは東ピットは旧来のまま運用されてきた。

 その後2021年11月から2022年3月に行われた第2期工事では、1コーナー寄りの東ピットの改修が行われた。すでに四輪では4月のSUGOチャンピオンカップレースから運用されているほか、二輪ではすでに全日本ロードレース選手権第4戦が開催されている。四輪のビッグレースでは、今回のスーパーフォーミュラ第5戦が初となる。

 ピットロード全体はすでに2021年の時点で拡幅されているが、新しい東ピット棟は西ピット同様に間口が広く、作業性は上がりそう。またこれまで同様、左右に階段が設けられているが、東ピット中央にも階段が設けられた。また東ピット上部には新たに一部に屋根が備え付けられている。屋根がある部分にはモニターもあるのは嬉しいところだ。

 また今季から、二輪では昨年同様のピットロード出口となっているが、四輪ではピットロード出口のレイアウトが変更された。また3コーナーイン側には、四輪ではポールが立てられている(二輪では無し)。

 装いも新たになったSUGOを舞台に、週末のスーパーフォーミュラではどんなレースが展開されるだろうか。

改修されたスポーツランドSUGOの東ピット
東ピット上部には屋根がある部分も。
改修されたスポーツランドSUGOの東ピット
西ピットとコントロールタワー。タワーもピット棟と色が揃えられた。
東ピット上部には屋根がある部分があり、モニターも備え付けられた。
スポーツランドSUGOのピットロード
東ピットのボックスに入る川合孝汰(Rn-sports 320)
2022年から四輪ではスポーツランドSUGOのピットロード出口が改められた。

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