暑い日多い予想 北日本は曇りや雨の日多い 気象庁1か月予報

気象庁は16日(木)、向こう1か月(6/18~7/17)の天候の見通しを発表した。暖かい空気に覆われやすく、向こう1か月の気温は北・東・西日本で高く、期間の前半は西日本でかなり高くなる可能性がある。北日本は低気圧や前線の影響を受けやすく、向こう1か月の降水量は平年並みか多くなりそうだ。

週ごとの天候

 1週目(6/18~6/24) 全国的に高温が見込まれる。北・東・西日本は低気圧や前線の影響を受けやすく、平年に比べて曇りや雨の日が多くなりそうだ。  2週目(6/25~7/1) 北日本は低気圧や前線の影響を受けやすく、平年に比べて曇りや雨の日が多い見込み。一方、東・西日本の太平洋側は、低気圧や前線の影響を受けにくく、平年に比べて曇りや雨の日が少なくなりそうだ。沖縄・奄美は平年に比べて晴れの日が多い見込み。

 3~4週目(7/2~7/15) 東・西日本は前線や湿った空気の影響を受けにくく、平年に比べて曇りや雨の日が少ない見込み。

近畿~九州北部 高温に関する情報

高温に関する早期天候情報。出典:気象庁HP

 近畿、中国、四国、九州北部(山口県を含む)は向こう2週間、南からの暖かい空気が流れ込みやすいため気温の高い日が多く、22日(水)ごろからの5日間ほどはかなり高くなる可能性がある。このため気象庁は「高温に関する早期天候情報」を発表し、農作物や家畜の管理等に注意するよう呼びかけている。また、この先は気温の変動が大きく、急激な気温上昇の際は熱中症にかかりやすくなるので健康管理にも注意が必要だ。

早期天候情報とは

 原則として毎週月曜日と木曜日に、情報発表日の6日後から14日後までを対象として、5日間平均気温が「かなり高い」もしくは「かなり低い」となる確率が30%以上、または5日間降雪量が「かなり多い」となる確率が30%以上と見込まれる場合に発表される。

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