竹内涼真主演「六本木クラス」ポスタービジュアルが公開! きらびやかな街にキャスト集結

テレビ朝日系で7月7日からスタートする、竹内涼真が主演を務める連続ドラマ「六本木クラス」(木曜午後9:00。初回は10分拡大スペシャル)のポスタービジュアルが公開された。

ドラマは、大ヒット韓国ドラマ「梨泰院クラス」を日韓共同プロジェクトでリメークする“ジャパン・オリジナル版”。主人公・宮部新(竹内)は巨大外食産業「長屋ホールディングス」の跡取り息子である長屋龍河(早乙女太一)が引き起こしたある事件により絶望の淵に立たされ、さらに、その事実を長屋ホールディングス会長・長屋茂(香川照之)が強大な権力を駆使して揉み消したことから、彼らに復讐(ふくしゅう)することが人生の目標となる。飲食業界でのし上がることを心に決め、東京の大繁華街・六本木で居酒屋「二代目みやべ」をオープンして下剋上を目指す新。そこで出会う仲間たちとの青春群像劇やラブストーリーなど、色濃く紡がれる壮大な人間ドラマを、異例の全13話という大スケールで、原作の魅力を余すところなく描く。

ポスタービジュアルは、きらびやかな六本木の街を背景に、竹内とダブルヒロインの新木優子、平手友梨奈、そして竹内の宿敵となる香川が集結。オレンジやピンク、ブルーなど輝くネオンによって受ける印象が変わり、さらに4人それぞれが見せるどこか意味深な表情は、これから待ち受ける複雑な人間ドラマを想像させ、期待が高まる。

ポスターは上段・中段・下段と三つのシーンに分かれ、それぞれの複雑な心情を表現。上段はオレンジの鮮やかなネオンを背景に愛や友情、そして希望を感じながらも「迷い」や「不安」が潜むような奥深さを演出し、中段は六本木の中心地である交差点のさまざまな光が行き交う姿を「個性が混ざり合い、ぶつかり合う場所」として表現している。下段は上段の暖色の鮮やかな光とはガラリと印象を変え、ブルーの光が全体に広がり、冷酷さや知的さを表現することで、敵対する2人の緊張感が伝わるシーンに仕上がっている。

ドラマでは、新の長屋茂への復讐劇を中心に、新をめぐって新の同級生で初恋の人である楠木優香(新木)と、新に影響を受けて「二代目みやべ」店員となる麻宮葵(平手)と繰り広げる恋の三角関係や、新と共に飲食業界でのし上がることを目指す「二代目みやべ」スタッフとの青春群像劇が描かれるが、その過程で生まれる温かい気持ちや緊張感、複雑な心境など、登場人物たちの心情がこの1枚のポスターに凝縮されている。

2006年秋――父子家庭で育った高校生の新は、愛想はないが真っすぐな性格に育ち、父・宮部信二(光石研)からの教えである「信念を持って生きろ」という言葉を胸に、警察官になることを夢見ながら父と支え合い仲良く暮らしていた。そんなある日、信二が本社へ栄転することに伴って、新は転校することに。その前日、これまで信二が何かと気にかけていた養護施設に支援物資を届けるために一緒に向かった新は、信二が娘のようにかわいがる優香を紹介されるが、不愛想な性格ゆえにそっけない態度を取ってしまう。

転校初日。クラスに案内された新は、偶然にも優香の隣の席になり、気まずさを感じていると、突然、教室である事件が発生する。クラスメートの桐野雄大(矢本悠馬)が長屋龍河(早乙女太一)に使い走りにされた上、執拗ないじめを受けるのだが、なんとほかの生徒だけでなく教師までも見て見ぬふり。実は、龍河は新の父が勤める巨大飲食産業「長屋ホールディングス」の会長・茂の長男で、学校にも莫大な寄付をしている父の権力を振りかざして傍若無人に振る舞っていたのだ。居ても立っても居られなくなった新は、優香の制止を振り切って龍河の顔を殴ってしまう。

連絡を受けて学校にやって来た茂の顔色を伺う校長は、新を退学処分にすると告げるが、茂は新が土下座をして謝れば退学処分にせずに許すと言い出す。しかし、父の教えを大切にする新は信念を貫き、「龍河に謝ることはできない」と土下座を拒否。信二はそんな新を誇らしいと言い、自らの退職も申し出て、信二は「長屋ホールディングス」を辞め、新は退学する。

父を巻き込んでしまったことに申し訳なさを感じる新に、信二は「これからも信念を貫け」と優しく心強い言葉をかけ、父子で心機一転、前を向いて動きだすことを決意する。しかし、この一連の理不尽な出来事は、やがて待ち受ける「長屋ホールディングス」との壮絶な戦いの序章に過ぎなかった――。

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