県医師会定例会見・ことしの秋冬はインフルエンザにも注意が必要

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 県医師会は、16日、定例会見を開き、2022年の秋から冬にかけては、インフルエンザの流行にも注意が必要という見方を示しました。

 新型コロナの国内の新規感染者が減少傾向を続けるなか、県医師会の安東範明会長は会見で、感染の第6波については「終息に向かっていく明るい展望を持っている」と述べました。その一方で、現在、冬を迎えている南半球のオーストラリアで、4月の終わりごろからインフルエンザの患者が急増していると報告しました。

日本とは季節が逆のオーストラリアでの流行は、今後の国内での流行を予測する上で参考になるといいます。県医師会によりますと、オーストラリアでは、2021年インフルエンザの流行はなく、日本でも、新型コロナの感染が拡大した過去3回のシーズンで、インフルエンザの大きな流行がみられませんでした。こうしたことから、国内ではインフルエンザに対する免疫が低くなっている可能性があるとして、2022年の秋から冬にかけては、新型コロナだけでなく、インフルエンザの流行にも注意が必要という見方を示しました。

県医師会・安東範明会長
「今後、海外から外国人の方が観光やビジネス目的で次々と入国します。南半球からの人も増えてきますので、(インフルエンザウイルスが)一旦持ち込まれたら、感染の拡大は早いと思います。そこをかなり注意しなくてはならないです。」