脱炭素社会実現に向けて報告 大分県

脱炭素社会に向けて、環境に優しい再生可能エネルギーなどへの転換の動きが進められています。
大分市で報告会がありました。

エネルギー産業に関連する県内の企業などが集まり、エネルギーの脱炭素化に向けた活動などが報告されました。

大分県内では、先月から九州電力が九重町と由布市にまたがる山下池の南側で地熱発電の調査を行うなど再生可能エネルギーによる発電の拡大が進められています。

報告会では、大分石油が竹から水素を作る装置について発表し、新たなエネルギー開発への動きも見られました。

大分石油 企画課 佐藤 竜二 参事:
「世の中の流れが脱炭素ということでガソリンをはじめ石油製品だけじゃなくて新しいエネルギーの柱として、竹を利用してバイオマスで水素をクリーンエネルギーを作っていくという風にシフトしていこうと考えております。」

大分県によりますと、地熱や太陽光などの再生可能エネルギーを含むエコエネルギーの導入量を4年間でおよそ8%以上上昇させたいとしています。

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