第104回全国高校野球選手権岡山大会の運営委員会が16日、倉敷市内であり、開幕試合(7月9日・倉敷マスカットスタジアム)で始球式を務める高校生に学芸館高女子硬式野球部の松島紗弥主将(3年)を選んだ。
高校では岡山県内唯一の女子硬式野球部は2019年に発足し、夏の全国高校選手権に2度出場。女子野球が近年注目されていることも選出理由となった。
このほか、岡山大会では新型コロナウイルス感染拡大防止のため禁止していたブラスバンドの演奏を3年ぶりに解禁。人数は50人以内に限る。また、ベンチ入り選手の変更締め切り後でも、新型コロナや発熱を理由とする登録変更は特例で認める。
大会は合同1チームを含む57チーム(58校)が出場し、会場は同スタジアム、倉敷市営、エイコンスタジアム(美咲町)の3球場。7月9日午前10時から全チームが参加して行われる開会式では城東高3年の岡部穂菜美さんが国歌を独唱する。
会期は17日間で計4日の休養日を挟み、25日に決勝がある。組み合わせ抽選会は今月25日。