【新型コロナ】横浜市、モデルナ製4万3千回分廃棄 若年層の3回目接種伸び悩み 有効期限切れ

横浜市役所

 横浜市は16日、有効期限を迎えたモデルナ製ワクチンを計4万3500回分を廃棄したことを明らかにした。若年層の3回目接種が伸び悩んだ上、ファイザー社製より希望者が少なく、期限までに接種が追い付かなかった。

 モデルナの有効期限はファイザー(12カ月)より短い9カ月。国から2月上旬に配布された時点で期限切れまで3~4カ月程度しかなかったことも影響した。市によると、5月28日に4530回分、6月10日に3万8970回分をそれぞれ廃棄した。

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