今年は6日間連続打ち上げ、滋賀・長浜の花火大会 毎晩15分間で滞在型狙う

小規模分散型の開催で行われた「長浜・北びわ湖大花火大会」(2021年1月10日、滋賀県長浜市)

 滋賀県長浜市の連合自治会や観光、商工関係の団体などでつくる北びわ湖大花火大会実行委員会は、「長浜・北びわ湖大花火大会」を、9月11~16日に同市公園町の豊公園自由広場の琵琶湖沖合で実施すると発表した。新型コロナウイルス禍に対応した大会の在り方を検証するため分散型開催で行う。観覧席を設けて来場者の感染リスクを抑え、滞在型観光も促進させる。

 同大会は湖北地域の夏の風物詩。例年約1万発の花火が夜空を彩り、約10万人が観覧する。コロナ禍の影響でこの2年間は会場を複数設けたり、打ち上げ時間を短縮したりするなど小規模分散型の開催を続けていた。

 今年は期間中の午後8時半から15分間、約500発を打ち上げる。新たに有料観覧席(各日600席)を設置し、感染リスクを軽減して楽しんでもらう。

 観覧席は市民向け200席、観光客向け400席。市民向けは8月1日から1席千円で販売予定。観光客向けは市内の宿泊施設などが企画販売する花火観覧宿泊プランに盛り込まれる。

 コロナ以降、県内では開催日程を告知しない「シークレット花火」が主流になっている。実行委事務局の市観光振興課は「日程を明らかにして花火大会を実施するのは県内で長浜が初めてではないか。9月は観光閑散期なので花火を楽しみたい宿泊の観光客を呼び込み、稼げる観光を目指したい」としている。

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