【働くパパママ必見!】現役保育士ママはこう乗り切る!イヤイヤ期の子どもへの魔法の声掛けとポイント

イヤイヤ期の子どもを育てながら働いているお父さんお母さんのなかには、大騒ぎのお子さんを保育園まで連れていき出社する頃にはもうヘトヘト…しかも遅刻寸前……。
こんな経験はありませんか?
業務に少しでも集中できるように朝のイヤイヤを減らせたら嬉しいですよね!

今回は、誰でも今からマネできる魔法の声掛けを3つ、皆さまにお伝えします!

これからお伝えする3つの方法に共通することですので先にご紹介しますが、口に出す前に手を軽くパン!と1回たたくことをおすすめします。
私もよくやるのですが、あなたも私も切り替えです!という合図になります。

【声掛け1】「いらっしゃいませ~」で接客

子どもたちは身近な大人に憧れます。
なかでも、店員さん・車掌さん・工事現場の人・お巡りさん・保育園幼稚園の先生など制服がある職業が人気です。

そこで、私のおすすめは「いらっしゃいませ」です。

例えば、歩きたくない~と座り込んでしまった子に、「いらっしゃいませ!靴の修理屋さんです!ちょっと靴が歩きにくかったかな?見てみますね~…あーこれは歩きづらかったですね~よくここまで頑張って歩きましたね!」などと言いながらマジックテープを貼りなおしてみたり、ちょっと靴をよしよしとなでたりするだけでもいいので、ワンアクション入れてあげるとなお良しです!

◇◆ポイント◆◇

1 「いらっしゃいませ」で切り替え方向を提示すること
2 歩けなかった原因が他にあると言葉にしそれを改善すれば歩けると思わせること
3 この場所までは頑張ったねと褒めること

この3つが揃うスムーズに切り替えられると思います!

【声掛け2】ママいやだ!パパいやだ!にはなりきりで対処

私の娘(2歳7か月)もよく言う言葉「パパはいやだ!」。
そんなときにしてもらっている対策は「パパじゃないよ!○○だよ!」となりきることです。

娘は「プリンセス」が好きなので、私が夫に「パパじゃないよ、私は隣の国の王子様です。プリンセス、あなたを迎えに来ました!」と言うように伝えました。
すると、それを言われた娘は「それでは一緒に踊りましょう!」と言って、「パパはいやだ!」と言ったことをすっかり忘れていました(笑)

◇◆ポイント◆◇

1 ママや他の大人に代わることはせず、なるべくパパ自身で乗り切ること
ここでママが出ていくと「パパはいやだ!=ママが来てくれる」になってしまいます。

2 「パパでもいいじゃん!」などと食い下がらないこと
イヤイヤ期の「いやだ!」に深い意味や持続性はほとんどないので、そこで「パパがいやだ」を「パパがいい」に変えることはほとんど不可能です。その瞬間だけ特に理由はないけれどパパがいやなだけなので、パパのせいではないので、傷つかないようにしましょう。

【声掛け3】親がポンコツになる

これは2、3歳児によく保育士が使う技です!
普段、「次は○○しますよ!」「○○はどこにあるかな?」などと親や先生に言われている子どもたちは逆の立場に立てるととても喜びます!

例えば、保育園に行きたくない!とおうちでイヤイヤしている子に、
「あれ?○○ちゃんの靴下どこにあるんだっけ?わかんなくなっちゃった~」
「あれ?靴ってどうやって履くんだっけ?お手本見せてくれるお兄さん(お姉さん)がいると助かるんだけどな~」
と親がポンコツになると大体子どもたちはここぞとばかりに教えてくれます!

◇◆ポイント◆◇

1 困った!助けて!とアピールする(結果が保護者の思うほうに進むような困り方をする)
2 助けてくれたり、お手本を見せてくれたら必ず「○○ちゃんがいてくれて助かったよ!ありがとう!」と伝える

余裕のないときに感情をぶつけられるとついイラっとしてしまうかもしれません。
しかし叱るのは逆効果で、叱った後はさらにヒートアップしてお互いに疲労がたまります。
イラっとしたら一度深呼吸して、最初にご紹介したようにパン!と手をたたいてから今日ご紹介した方法を試してみてくださいね!
皆さまの育児生活が、少しでも楽しくなりますように。

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