中国の草分け的なリベラルアーツカレッジが太平洋連合を共同で設立

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【珠海(中国)2022年6月16日PR Newswire=共同通信JBN】中国初の近代的なリベラルアーツカレッジである北京師範大学-香港浸会大学聯合国際学院(Beijing Normal University-Hong Kong Baptist University United International College、UIC)は、他のリベラルアーツ大学8校とともにPacific Alliance of Liberal Arts Colleges(リベラルアーツカレッジ太平洋連合PALAC)を立ち上げた。

PALACは、世界的な教育問題と気候変動に対処するため、学生と地域に利益をもたらすリベラルアーツの交流と奨学金のために活動している志を同じくする機関をネットワーク化する。

創設機関には、アメリカ創価大学、ポモナ・カレッジ、ピュージェットサウンド大学(以上米国)、クエスト大学(カナダ)、フルブライト大学(ベトナム)も含まれている。

PALACは、一連のワーキンググループを通じて、革新的な教育学における共同プログラミングイニシアチブと多国間協力を促進する。

このグループは、リベラルアーツの発展と世界的な問題に重点を置いており、気候変動に関する共同研究を行っている。

PALACはまた、教員と管理者の交流、知的財産の共有、デジタルリソースについても論議する。

この新しい「連合」は、2022年6月3日から4日まで、最初の年次グローバルリベラルアーツ会議(Global Liberal Arts Conference)を開催した。

創設メンバーの1つであるUICは、30以上の国と地域からの英語を教授言語とする多様な教員陣を擁している。

広東・香港・マカオ大湾区(Guangdong-Hong Kong-Macao Greater Bay Area)の珠海市に位置するUICは、伝統的な中国と西洋の文化的資源を活用して、国際的なリベラルアーツに関する全人的視点を明確に打ち出している。

就職進級先が確認された2021年のUICのクラスのうち、82%が海外でのさらなる勉学を選択した。そして、これらの卒業者(大学院生)のうち、81%がQS世界大学ランキングのトップ100大学に入学が認められた。

韓国出身のマーケティングの学生であるBae Geunaさんは、3学期制の中国語コースを受講し、最近の2回の旧正月休暇を地元の友人たちと過ごした。

彼女は、UICがグローバルな展望で中国を理解するのに役立ったと明らかにした。また仲間の学生の幾人かは、中国の弓術や古琴などの文化コースに参加したという。

この多文化の環境は、オックスフォード大学で全額支給の奨学金を得てDPhil(博士号)を目指しているUICの卒業生であるXia Qingさんにも役立った。

Xiaさんは、UICの知的に刺激的なキャンパスでの緊密な教師-学生間の指導を、典型的なリベラルアーツの利点であり、彼女の将来のキャリアを導くものだと認めた。

PALACに参加することは、2005年のUIC創設以来そのコアバリューの1つとなっている中国の高等教育の国際化推進というUICのコミットメントに沿ったものである。

さらにUICは、エディンバラ大学、カリフォルニア大学、バークレー校エクステンション、ソウル大学、シドニー工科大学など欧州、北米、アジア、オセアニアをカバーするエリート大学とのパートナーシップを広範に構築している。

ソース:UIC