メッツがブリュワーズ3連戦に勝ち越し ナリーグ勝率単独1位をキープ

【ブリュワーズ4-5メッツ】@シティ・フィールド

ナショナル・リーグ東部地区首位のメッツは3点をリードされて迎えた4回裏にタイムリーで1点を返すと、5回裏にはマーク・キャナの5号2ランで試合を振り出しに戻す。8回裏には内野ゴロの間にランナーが生還して勝ち越し、そのまま5対4で逃げ切った。メッツの4番手で登板し8回表をゼロに抑えたドリュー・スミスが1勝目(1敗)、抑えのエドウィン・ディアスが13セーブ目をマーク。敗れたブリュワーズは4番手のブレント・スーターに1敗目(1勝)が記録された。

先制したメッツは4回表に先発のタイラー・メギルが突如崩れる。クリスチャン・イエリッチに7号ソロを浴びると四球と連打で一死満塁のピンチを招き、ここで負傷降板。代わった2番手のチェイセン・シュリーブがオマー・ナルバエスに勝ち越しタイムリーを許すと、内野ゴロの間にさらに1点を追加され、この回4失点となった。それでも5回裏に同点に追いつくと、8回裏には一死1・3塁のチャンスでニック・プラマーの併殺崩れの間に得点し勝ち越した。ブリュワーズは9回表に一死1塁からタイロン・テイラーが長打を放つが、メッツの中継プレーに阻まれ1塁ランナーが本塁アウト。最後のチャンスをものにできなかった。

メッツはこれでブリュワーズとの3連戦を勝ち越し、ナショナル・リーグの勝率単独1位をキープ。敗れたブリュワーズはナショナル・リーグ中部地区1位のカージナルスと2ゲーム差の2位となっている。

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