疫病退散の願い込めて 率川神社「ゆりまつり」

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 大神神社の摂社にあたる奈良市の率川神社で、疫病退散などを願う「ゆりまつり」が行われました。

 奈良市に鎮座する率川神社。毎年6月17日に行われる「三枝祭」は、「ゆりまつり」の名でも親しまれています。奈良時代の政治の仕組みを定めた「大宝律令」では「国家の祭り」とされ、春の鎮花祭とともに疫病除けを願う神事です。本殿の前には、大神神社から届けられたササユリの装飾が施された二つの酒樽が運ばれ、宮司が神前にお酒を供えていきます。そして、4人の巫女がササユリの花を手に、神楽「うま酒みわの舞」を奉納しました。

 新型コロナ対策として、神事は一昨年、去年に続き神社の関係者のみで行われましたが、古式に倣いながら人々の健康と疫病退散への祈りが捧げられました。