紀伊半島大水害からの復旧・復興に尽力 野迫川村 角谷村長の退任式

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 2011年に発生した紀伊半島大水害からの復旧・復興に力を注いだ野迫川村の角谷喜一郎村長が17日、退任式を迎えました。

野迫川村では紀伊半島大水害で発生した土砂災害により、北股地区の住民が2年10カ月におよぶ避難生活を強いられるなど大きな被害を受けました。

角谷村長は長く村の職員を務め2010年の村長選で初当選。翌年の紀伊半島大水害では先頭に立って復旧を進め復興へとつなげてきました。退任式で角谷村長は大水害当時を振り返りながら村を維持していく意義をこう語りました。

角谷喜一郎村長

「野迫川がつぶれたら吉野郡がつぶれる。吉野郡がつぶれたら奈良県がつぶれる。…そういう連鎖が絶対ある。僕たちがここに住んでいることは日本の国を守る大きな意義がある」

そして村の職員を代表して中迫喜昭教育長が感謝の気持ちを伝えました。さらに村の保育園の園児たちも…

園児たち

「村長さん、いままでありがとう。また遊びに来てね。」

角谷喜一郎村長

「やり残したことはない。だけど過疎を止めることはできなかった。(村の職員には)また新しいリーダーのもと、村民の皆さんと一緒に村づくりをしていってほしい。」