ポグバ、故ライオラ氏との会話でマンUに不満露わ「彼らは嘘をついている」

 フランス代表MFポール・ポグバは、マンチェスター・ユナイテッド退団の心境を口にした。

マンU退団のポグバ ユベントスとの交渉が最終段階へ

 2016年に当時クラブ最高額の8900万ポンド(約118億円)でマンUに復帰した29歳ポグバは、度重なるケガや好不調の激しい一貫性のなさから本拠地オールド・トラフォードで苦戦。今シーズンいっぱいで満了となった契約を更新せず、6月に退団が決定した。マンUは2度に渡り現在のサラリーを上回る年俸1600万ユーロ(約22億円)程のオファーがあったと報じられた中、ポグバは『アマゾン・プライム』のドキュメンタリーフィルム「The Pogumentary」で、故人ミノ・ライオラ氏との会話でクラブにハッタリを掛けられたと主張している。

「(ライオラ)ポール、君はとても特殊な状況にいるんだ。(ポグバ)マンチェスターは2度目のオファーを出したのか?(ライオラ)そうだ。彼らは絶対に君に残って欲しいと思っている。私としては、オファーはそれに反映していない。“彼に残って欲しいなら、あのオファーは出すな”と言ったんだ。今度は違う行動をして、金をテーブルに乗せなければならないと理解させるつもりだ。(ポグバ)彼らは嘘をついている。絶対に欲しい選手と言っておきながら何もオファーしないなんて…。そんなの見たことない。彼らには契約しなかったのが間違いだったと示したい」。

ポグバがマンU退団時の心境を明かす Photo Laurence Griffiths

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