
【ブリュッセル共同】欧州連合(EU)欧州委員会は17日、ウクライナとモルドバを「加盟候補国」に認めるべきだとの意見を加盟国に勧告した。これを基に、加盟に向けた準備ができていると全加盟国が判断すれば、正式に候補国となり、交渉へ道が開かれる。加盟実現に向けた重要な一歩となった。
ブリュッセルで23~24日に開かれるEU首脳会議で欧州委勧告を巡り議論される予定。ロシアの侵攻を受けたウクライナにとって欧州との結束を深める象徴的な動きとなった。ただEU入りには政治や経済状況などについてEU基準を満たす必要がある。通常は何年もかかりハードルは高い。