マスク着用“緩和”1カ月 県民、施設、慎重姿勢

国が一定の条件下ならマスクは不要とする中、宮崎市中心部では依然、マスク姿の市民が多く見られる=17日午後、同市広島2丁目

 新型コロナウイルス対策のマスクについて、国が一定の条件下なら、屋内外で着用の必要はないとの見解を発表して間もなく1カ月。県内ではランニングなど一部の活動で外す人が増えた一方で、人との距離が確保できる屋外や学校の登下校時など外していい場面でも着用を続ける人が依然目立つ。“慎重派”からは「長引くコロナ禍でマスク生活が定着した」「自分の身を守るため」などの声が聞かれ、「脱マスク」に踏み切れない公共・集客施設も多い。

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