全国高校野球長崎大会 組み合わせ決定 甲子園懸け51チーム熱戦 7月7日開幕

選手宣誓のくじを引く各校の主将=シーハットおおむら

 夏の甲子園出場を懸けた第104回全国高校野球選手権長崎大会の組み合わせ抽選会が17日、大村市のシーハットおおむらで行われ、出場51チームの対戦相手が決まった。7月7日午後2時から長崎市の県営ビッグNスタジアムで開会式と島原農-猶興館の開幕戦を実施。27日までビッグNなど3会場ともに有観客で熱戦を繰り広げる。

 シード校は今季の各種大会の成績で決定。上位から海星、長崎日大、諫早農、長崎商、大崎、創成館、波佐見、長崎南山の8校が選ばれた。
 第1シードで3年ぶりの夏切符を目指す海星は開幕戦の勝者、第2シードで2010年以来の頂点を見据える長崎日大は瓊浦-壱岐商の勝者と対戦。初優勝へ第3シードで挑む諫早農は対馬-壱岐の勝者、2連覇を狙う第4シードの長崎商は佐世保北-島原の勝者と顔を合わせる。
 優勝争いはシード校が軸となるが、ノーシードの有力校もそろい、1回戦から好カードがめじろ押し。一発勝負のトーナメントを勝ち抜く上で多くの学校にチャンスがある組み合わせとなった。
 コロナ禍の中、全校が参加して開会式を実施するのは3年ぶり。選手宣誓は希望者による抽選の結果、長崎工の原口央涼主将に決まり「大会に勢いがつくように、熱い思いを伝えられるように頑張りたい」と意気込んだ。
 感染症対策や入場料など詳しくは県高野連のホームページから。

全国高校野球長崎大会トーナメント表

© 株式会社長崎新聞社