プラウドマンション完成 JR宇都宮駅東口地区整備

JR宇都宮駅東口地区に完成した分譲マンション「プラウド宇都宮」=宇都宮市

 宇都宮市と企業グループ「うつのみやシンフォニー」が進めるJR宇都宮駅東口地区整備事業で、野村不動産(東京都)は17日までに、同社が手がける新築分譲マンション「プラウド宇都宮」が完成したと発表した。既に完売しており、今月下旬に入居が始まるという。

 マンションは同駅から徒歩2分に立地し、多様な都市機能が集積した新たな都市拠点での住生活を実現するとしている。鉄筋コンクリート造の地上15階建て。3LDK(約68平方メートル)~4LDK(約90平方メートル)の110戸が入る。平均価格は約5200万円。

 単身世帯やファミリー層、50代など幅広い層が購入した。購入者の過半数は現在宇都宮市内の在住者で、県外在住者も約15%いるという。テレワークの浸透や、東北新幹線を使っての東京や仙台とのアクセスの良さなどが評価されたとしている。

 整備事業の第1弾として、昨年12月に高度専門病院が開業した。

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