アストロズ大勝で今季40勝到達 6回裏10得点のビッグイニング

【ホワイトソックス3-13アストロズ】@ミニッツメイド・パーク

アストロズは3対3の同点で迎えた6回裏に打線が爆発。3本のホームランなどで一挙10得点の超ビッグイニングを作り、ホワイトソックスを13対3で破った。アメリカン・リーグ西部地区の首位を快走するアストロズは、これで今季40勝に到達。アストロズ先発のフランバー・バルデスが6回3失点で7勝目(3敗)を挙げ、ホワイトソックス先発のルーカス・ジオリトは6回途中8失点で3敗目(4勝)を喫した。

初回にアレックス・ブレグマンの7号2ランで先制したアストロズは、2回裏にユリ・グリエルが5号ソロを放ち、3点をリード。ところが、先発のバルデスが直後の3回表に連打で無死2・3塁のピンチを招き、AJ・ポロックに甘く入った初球のシンカーを捉えられ、右中間への4号同点3ランを浴びた。

しかし、6回裏に打線が爆発。無死1塁からヨーダン・アルバレスがライトへのヒットを放ち、右翼アンドリュー・ボーンの悪送球で1点を勝ち越すと、無死2塁からカイル・タッカーがタイムリー二塁打、無死満塁からチャス・マコーミックがタイムリーを放ち、あっという間に3点をリード。二死後、マイケル・ブラントリーの5号グランドスラム、アルバレスの18号2ラン、タッカーの13号ソロと3本のアーチが飛び出し、一気に試合を決めた。

ア・リーグの40勝到達はヤンキース(48勝)に続いて今季2チーム目。2位レンジャーズに9ゲーム差をつけて首位を快走している。

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